Thursday, February 22, 2007

細川さんのメールを読んで (2007/02/21)

細川さんのメールを読ませていただきました。現実の製造現場のひどさに愕然としました。小生は最初、化学工業の会社にいましたが細川さんの書かれているようなことはなく、赤字部門をどう黒字にするかには全社で取り組みましたが、人間を滅ぼすようなことは考えませんでした。良き時代だったのでしょう。

人あっての会社という意識がかなり強くありました。組織の三菱・人の三井とよく言われていましたが、その会社は三井系でした。

細川さんが素晴らしい腕をお持ちになりながらそれを活かせる仕事がないことをお聞きし、日本の現状が理解できた気がします。
一体日本はどこへ向かって進もうとしているのか、人をどう生きさせるのか、暗澹とした気持ちになりました。

物は安いのはおおいに結構、しかしそれにも限度があるはずで、100円ショップの愛好者である小生にとっては複雑な心境です。

格差社会のひどさは企業間にも言えることで、その従業員の収入格差も大きいものです。
日本経団連の仕事を暫くしていたのでその辺は良く判ります。こうした団体にも所属できない会社が一番問題でなおかつ解決しにくい問題を抱えているのです。

細川さんのメールを、是非多くの方に読んでいただき、企業経営に携わる方のご意見をお聞きしたいと思います。

阿部 基治 (07/02/21受信)

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