Friday, November 03, 2006

音楽有難うございました (2006/11/02)

魑さんからの(チさんと読むのでしょうか)お便り有難うございました。

早速、送っていただいた彼女の歌声を聞きました。 うっとりするようないい声をまた、聞きました。
早速、ダウンロードさせていただきました。

あの曲をイーストウッドが使ったのは、主人公の兵士達の心情がこのタイトルどうりだった、特に、インデアンの兵隊の気持ちそのままであり、また時代の背景を表すのに適していると思ったからでしょう。

非常に印象的に使われたので、映画館からの帰り、つい、I'll Walk Alone と、口ずさんでいました。 歌詞も 不思議に、かなりうろ覚えですが 覚えていました。

映画の中では アンドリュース・シスターズのような3人組の歌手が2組ほど出ていましたが、これも魑さんなら誰なのかお判りかも。

ビング・クロスビィ、フランク・シナトラ、ジュデイ・ガーランド、ドリス・デイ、ジョー・スタフォードなど、戦後、アメリカの音楽は日本に大量に入ってきましたが、こうしたポピュラーは ラジオのL盤アワーやS盤アワーで、よく聞いたものです。 歌詞のノートまで作りました。

I’ll Walk Alone もその中の1曲でした。

映画の中では、東京ローズが甘い声で米軍兵にふるさとのことをささやき、バックにポピュラー音楽が流れますが、これは魑さんが映画をご覧になっていないようなので、曲名は避けます。

それよりも、米軍は こうした日本からの反戦放送を 平気でみんなに聞かせていたことに、驚きました。

東京ローズは 戦後、アメリカで有罪判決を受け、出獄してからは 寂しい人生を送られて 先日アメリカで亡くなりましたが、そうしたことを考えながら この映画を見ると また、別の感慨が生まれます。

東京ローズは一人でなく、複数だったのに 彼女だけが有罪だったのは 何故だったのでしょうか。

魑さんの映画を見た感想もぜひ、お聞かせください。

阿部基治    (06/11/02)

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