17歳の硫黄島 (2007/02/06)[山田耕嗣]
阿部基治さん
JR久留里線横田駅近くのヤマダです。
文春新書544・秋草鶴次著「十七歳の硫黄島」は一晩でわたしも読了。感銘を受けました。
この本は昨年クリスマスに初版、わたしのは1月25日第5刷でした。1か月で5版ということは隠れたベストセラーです。
足利市生まれ東大卒業、ラジオオーストラリアの日本向け日本語アナをやっていた人で、わたしは何回かお会いしたことがある秋草満という人がいたのですが、秋草鶴次も足利市生まれですから、同じ秋草なので、親戚ではないかとにらんでいます。
141頁=弾丸がない。食料がない。薬品がない。それらの要求に対する回答は、「増援はない、突撃は好ましくない。夜間斬り込み作戦により被害を増すより、地下陣地にて持久戦を選び、各自陣地を死守せよ」。
これでは戦いになりません。日本軍首脳は戦争をはじめたものの、硫黄島では戦いを放棄、日本軍兵士皆殺しを策定していたのです。
日米双方にとって戦略的に硫黄島は重要であるというのに、・・・。
山田耕嗣 (07/02/06受信)
JR久留里線横田駅近くのヤマダです。
文春新書544・秋草鶴次著「十七歳の硫黄島」は一晩でわたしも読了。感銘を受けました。
この本は昨年クリスマスに初版、わたしのは1月25日第5刷でした。1か月で5版ということは隠れたベストセラーです。
足利市生まれ東大卒業、ラジオオーストラリアの日本向け日本語アナをやっていた人で、わたしは何回かお会いしたことがある秋草満という人がいたのですが、秋草鶴次も足利市生まれですから、同じ秋草なので、親戚ではないかとにらんでいます。
141頁=弾丸がない。食料がない。薬品がない。それらの要求に対する回答は、「増援はない、突撃は好ましくない。夜間斬り込み作戦により被害を増すより、地下陣地にて持久戦を選び、各自陣地を死守せよ」。
これでは戦いになりません。日本軍首脳は戦争をはじめたものの、硫黄島では戦いを放棄、日本軍兵士皆殺しを策定していたのです。
日米双方にとって戦略的に硫黄島は重要であるというのに、・・・。
山田耕嗣 (07/02/06受信)
1 Comments:
山田さん、久しぶりです。鶴次さんにはお会いしていませんが、親父と同じ村、矢場川村荒金のご出身だと思います。あの村は秋草の姓の家ばかり、本家は隣の篤二(もと電電総裁)さんの家のようです。私は今、ロンドンでBBCワールドの日本語放送をやっています。日本でワールドの副音声にでるはずです。94年にBBCに移りました。同じ職場の清水さんからのメールでこのコラムを知りました。前に頂いたソニーの短波受信機は今も持っていますが、ロンドンでは衛星中継の日本語テレビ放送、NHKが主ですが、を見ていて、日本からのnhkの短波放送もそのテレビで聴いています。ダイアルを回す時代は80年代に終わってしまいました。「硫黄島」はすでに読みました。そのあと「天皇の軍隊」を読んだら、戦前派が苦しんだ社会構造が分かり、改革に取り組む心になるでしょう。とにかく山田さん、元気でなによりです。
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