Friday, September 15, 2006

銃乱射 (2006/09/14)[o]

こちらも秋の風が吹き、大分涼しくなりました。
最高23~24℃というと、先日のヴァンクーバーなみです。

とうとうカナダでも、学校で銃の乱射事件が起きたようですね。

アングロサクソンのような狩猟民族は、やはり銃がお好きなようで、日本のような農耕民族はせいぜいナイフか小刀ですが、もとは、銃を自由に持てるかどうかでしょう。

日本も犯罪が増えていますが、もし、銃の携帯が自由だったらもっと凄いことになっていたと思います。

先日、井上さんが予科練の事を書いておられましたが、既に 小さいですが 資料館があることはご存知でしょうか? 小生、二度行っています

場所は、土浦の旧予科練のあった海軍航空隊跡で、現在は陸上自衛隊の武器学校になっています。(阿見町青宿121,Tel 0298-87-1171)

入り口で、住所氏名を書けば、誰でも入れます。駐車場もあります。

予科練資料館は 小さな木造で、置かれているのは、予科練で使われた教科書、予科練出身者の手紙、遺書などで、江田島に比べると かなり少ないのですが、戦争の悲惨さは 充分伝わってきます。

驚いたのは 海軍パイロットの撃墜王で 150機以上落としたと言われる 西沢広義 の肖像画があったことです。

彼の人柄の偉大さを讃えて、フィリッピンの画家が書いたものです。

西沢が亡くなったのは、フィリッピンで 飛行機を受け取りに 輸送機で移動中のことだったのですが、彼の凄さは フィリッピン人にも影響を与えていたようです。

今回は 恐らく この資料をもっと充実させる目的で、出身者が呼びかけているものと思われます。

なお、井上さんもご存知だと思いますが、予科練のパイロットには 甲飛、乙飛、丙飛があります。

学歴によって、この甲乙丙をつけたのですが、海軍の差別も丙までつけるとはあきれます。

現実には、江田島出身のパイロットより 予科練出身の兵、下士官パイロットの方が、飛行時間も長く、断然、腕が良かったのですが、海軍は、江田島出身者を隊長にして、多くの空戦でやられているのです。

そんな学歴差別のせいか、確かに 現資料館は小さく、江田島より見劣りがします。

それでも、時間のある方は 一度行かれることをお薦めします。 {06/09/14)

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